2015年10月30日金曜日

2015年11月の聖句 



「羊を右に、山羊を左に置く。」マタイによる福音書

カトリック教会では、11月を「死者の月」と呼んで、大切にして来ました。家族でお墓参りをしたり、教会で追悼のミサを捧げ、故人を偲びます。普段も亡くなった方々のために祈りますが、この1ヶ月間は、特に、死者のために祈り、今生きている私たちのことを、天国から見守ってくれることを願います。
今月の聖書は、最後の審判を表わしています。羊とは善人、山羊とは神を信じない悪人を表しています。生きている間に、善いことを行い、困っている人を助けた人は、天国に導かれ、反対に悪いことをした人は、地獄へと落とされるという、イエス・キリストの譬え話です。カトリック教会では、これを教訓として、善いことを行うように教えています。
 天国や地獄の存在云々よりも、子どもたちには、善いこと(友だちと仲良くする、お手伝いをする等)を行うように伝えて行きたいと思います。
さて、幼稚園の大切な行事の1つである運動会では、改めて、子どもたちの潜在能力を垣間見ることが出来ました。 練習期間中は、心配なところが多々ありましたが、本番では、各学年が、それぞれの力を存分に発揮してくれました。 1日延びましたが、秋晴れの中、素晴らしい運動会になりました。準備から当日のお手伝い、そして、ご声援を送ってくださった保護者の皆様方のご協力に、心から感謝いたします。 カトリック教会では、11月末から主のご降誕の準備が始まりますが、幼稚園では、クリスマス会の準備が始まります。 どの役も無くてはならない大切な役です。選ばれた役を子どもたちが、立派に演じることが出来るよう、保護者の皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。