2016年12月23日金曜日

2学期最後のご挨拶




「 子どもたちの優しさの再確認 」


園長 永尾 稔


先月号でもお知らせしましたが、カトリック教会では、今度の日曜日に教会の祭壇の前にある4本目のローソクに火が灯され、いよいよクリスマスを迎えます。
さて、今年も10日の土曜日に、クリスマス会を行ないました。年少組は、「せかいのはじまり」、年中組は、「ノアの方舟」、年長組は、イエス様の誕生をお祝いする「聖劇」を題材として演じました。毎年のことですが、各学年の人数に合わせて、配役を増やしたり、減らしたりしながら、練習に励みました。練習中は、台詞を忘れたり、踊りを間違ったりした子どももいましたが、本番では、全ての子どもたちが、一番素晴らしい演技を見せてくれました。また、本番中、台詞や踊りを忘れた子どもがいましたが、隣の子どもが教えてあげたり、手を取って誘導したりする光景を目撃しました。子どもたちは、自分のことだけではなく、友だちを助けながら、みんなで一緒にイエス様の誕生をお祝いすることを考えてくれたと思います。私は、スポットライトを操作しながら、胸が熱くなりました。保護者の皆様は、いかがだったでしょうか。本当に素敵なクリスマス会でした。
 ところで、今日で2学期が終わります。今年1年、無事に過ごせましたのも、役員の皆様、クラス委員の皆様、そして、保護者の皆様のご協力のお陰です。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
 明日から冬休みです。ご家族で、楽しいクリスマスと新年をお迎えください。
 新しい年が、子どもたちと保護者の皆様にとって、希望に満ち溢れた年となりますよう、神様の祝福をお祈り申し上げます。