ルカによる福音書 15章6節
5月の聖母月も間もなく終わります。教会では、続く6月を「み心の月」と呼んで大切にしています。それは、イエス・キリストの愛をいつも忘れないようにしようという意味があります。イエス・キリストは、私たち罪深い人間の罪を取り除いてくださるために、十字架に貼り付けになり、最後は、「兵士によって槍で右の脇腹を刺し貫かれた」と、聖書には書かれています。皆様方も、6月は、イエス・キリストの慈愛の心を思い起こす月であるということを心に留めてください。
さて、幼稚園生活も二ヶ月が過ぎようとしていますが、年少の子どもたちもすっかり幼稚園の生活に慣れ、毎日、元気に園庭を走り、園舎内を動き回っています。先日は、マリア祭が行われました。本園は、聖母の騎士幼稚園と言いますが、「聖母の騎士」とは、聖母マリア様を護る騎士(兵士)を意味します。これからも、マリア様を大切なお方であるということを伝えながら、マリア様のような優しい心を持った子どもたちに育てて行きたいと思います。
ところで、今年は、昨年よりも更に暑くなるという長期予報が出ています。これから子どもたちは、砂場での水遊びやプール指導が始まります。園では、熱中症対策をはじめ、子どもたちの体調管理には充分気を付けたいと思いますが、ご家庭でも、帽子着用や水分補給についてお子様にお伝えください。
今後とも、保護者の皆様方のご協力をお願いします。
園長 永尾 稔
このページは、聖母の騎士幼稚園のお便り【聖幼】より行儀予定を抜粋したものです。