2014年7月18日金曜日

平成26年度 8月号

「この最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」 
マタイによる福音書 25章 40節
園長   永尾   稔

 この聖書の箇所は、最後の審判と呼ばれる場面です。生きている間に、困っている人や病気の人を助けてくれた人は、死後、天国に上げられ、一方、生きている間に、人を傷つけたり、悪いことばかりしたり、他人を蔑んだりした人は、地獄に落とされるという話です。ですから、カトリック教会の洗礼を受けた人たちは、この聖書の箇所を真剣に受け止め、隣人愛を実践するようにしています。聖母の騎士幼稚園に関係する皆様方は、カトリック教会の洗礼を受けている、受けていないに関わらず、困っている人たちや苦しんでいる人たちの助け手となれるよう、努力いたしましょう。
 さて、早いもので、幼稚園も1学期が終わり、明日から夏休みが始まります。入園や進級から4ヶ月近くが経ちますが、初めの頃は、不安がっていた子どもたちも、すっかり幼稚園に慣れました。6月からは、水に慣れようということで、雨の日を除き、出来る限り、プールに入るようにしました。初めは、水着に着替えることも水に足を浸けることも嫌がっていた子どももいましたが、今では、水に顔を浸けることが出来るまでになりました。日に日に、子供たちの成長を感じています。また、今年も、7月22日と23日に年長組のお泊まり保育が実施されます。この行事を通して、子どもたちが、より一層友だちとの関わりや協力する大切さを学び、更に成長してくれることを願っています。
 ところで、1学期の間、保護者の皆様方には、沢山のご協力を頂き、ありがとうございました。今年もすでに暑い日が続いていますが、長い夏休み期間中、熱中症や事故などに遭われないよう充分ご注意ください。夏休み中は、預かり保育や園庭開放もございますので、ご利用ください。

 それでは、夏期保育でお会いいたしましょう。