「柔らかな応答は憤りを静め、傷つける言葉は怒りをあおる。」
箴言 15章1節
箴言の書とは、イスラエルの王であった、ソロモンによって書かれたと言われています。ソロモン王は、イスラエルの王の中で最も民衆を大切にした王と言われています。ある日神様から、「一番欲しい物を何でもあげよう」と言われたソロモン王は、「人々を正しく導くための智恵をください」と答えました。見出しの言葉は、自分の利益よりも民衆のことをいつも考えていた、ソロモン王の言葉です。私たちも、柔らかな応答と他人を傷つけない言葉掛けをするように心がけましょう。
さて、1学期も残り僅かとなりました。新入園や編入の子どもたちも、すっかり、幼稚園生活に慣れ、遊びの行動範囲も広く、活発になって来ました。6月半ばから、晴れた日の体操指導ではプール指導を行い、体操指導以外のクラスではプール遊びを行っています。初めは、水着に着替えるのも、水に浸かるのも嫌がっていた年少組の子どもも、今ではプール遊びを楽しんでいます。雨の日が続くと子どもたちは、「早くプールで遊びたい」と言っています。これからも、可能な限り子どもたちとプール遊びを楽しみたいと思います。しかし、お子様の体調の優れない日は、無理をさせないで、水遊びを控えるようにしてください。ご協力をお願いいたします。
7月も保護者の皆様方に参加していただく行事があります。皆様方のご協力をいただきながら、保育に励みたいと思います。最後になりましたが、見出しの聖書の言葉をもう一度噛みしめながら、子どもに対して、他人に対して、その都度、どのような言葉掛けが大切かを考えながら、話をするようにいたしましょう。