体のともし火は目である。
マタイによる福音書 6章22節
園長 永尾 稔
日本には、「目は口ほどに物を言う」という諺があります。情のこもった目は、言葉で説明するのと同等に、相手に気持ちが伝わるものだという意味があります。多分、他の国にも同じような諺があると思います。イエス・キリストは、弟子たちに、「体のともし火は目である。目が澄んでいれば、あなたの全身が明るいが、濁っていれば、全身が暗い。」と言っています。生き生きとして、楽しかったり、嬉しかったりすれば、自然と目も輝くということです。私たちも、目を輝かせることが出来るよう、楽しく・愉快な気持ちを持ち続けるように努力いたしましょう。
さて、今年の夏は、気候の変化が激しかったように思います。梅雨明けも例年に比べ遅かったし、寒い日が続きました。その後、今度は暑い日が続き、熱中症に罹る人が多かったです。予報では、まだまだ暑い日が続きそうですので、お気を付けください。
ところで、長い夏休みや夏期保育も終わり、いよいよ、2学期が始まります。夏休み明けの子どもたちは、毎年のことですが、日に焼け、ひと回り逞しくなったように感じます。私は、元気な子どもたちの姿を見て、更に頑張ろうという気持ちになりました。2学期は、1年で1番長い学期です。運動会やバザー、クリスマス会など、沢山の行事が目白押しです。園児の皆さんは、先生たちと一緒に準備を行い、それぞれの行事を楽しみましょう。また、保護者の皆様方も、行事の準備から、本番当日のお手伝いや参加を通して、子どもたちと一緒に楽しんでいただきたいと思います。
2学期も、保護者の皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。