2018年10月23日火曜日

母の会講演会 


2018年10月23日(火)
 子どもたちがホールでEverlyのコンサートを聴いているころ、講堂では50名ほどのおかあさん方がテーマ「子どものやる気と自信を引き出す方法」(講師 東ちひろ先生)に耳を傾けていました。
 
「子どものやる気を引き出すココロの貯金を貯めましょう」(要約)
「ココロの貯金」とは…
人は誰でも心の中に貯金箱を持っています。「大好きだよ」と言われたり、抱っこやおんぶをしてもらったりした子どもの「ココロ貯金」が増えます。否定されると「ココロの貯金」は減っていきます。
   ①子どもの話を共感的に聴いて、
   ②スキンシップを多くして、
   ③ちょっとした変化を言葉にして認める

この3つがうまく伝わると子どもの自己肯定感が高まって、心が安定し、自然と自信とやる気が出てきます。



「話し手」と「聴き手」になって学習中
「聴き手」は、「うん、うん」、「なるほどね~」、「そうなんだ」と声を出してうなずき、あいづちを打つ。その学習中です。








今日からできることを書き出しています。

熱心に質問をするおかあさんたち。
  

すやすやのてんしちゃん。

かくれんぼ?にこにこ顔のてんしちゃん。
上手に遊びを見つけて待っていました。

東ちひろ先生の著書




 

「ココロの貯金」、とても素敵な表現に出会えました。
今日からご家庭においてはおかあさん方が、幼稚園においては私たち教職員が、ともに連携し合って、子どもたちのやる気と自信につながる「ココロの貯金」をたくさん積んでいきたいですね。子どもたちのココロの貯金箱を揺さぶって減らしていくのではなく、「チャリン チャリン」と素敵な音を立てて貯まって満たされますように!!


余談ですが、
「カウンセリングの基本的態度は、『受容と傾聴』」
「人には口が一つなのに、耳が二つあるのは何故か。それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ」ユダヤの名言。(口が二つあったら、今以上にしゃべって、今以上に食べてるかも…。)
という言葉を思い出しました。
 

 東ちひろ先生、分かりやすい言葉で、今日から実践できることを楽しく教えてくださり、ありがとうございました。
 事前に東先生の本を読んで参加なさった方もいらっしゃり、講演テーマへの意識の高さを感じました。参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。